皆様こんにちは! 本日はニューヨーク大学歯学部での「印象に残ったこと」について書いていきたいと思います。
・日本では歯学部は6年間だがアメリカでは一般大学4年、その後歯学部にて4年と計8年! そして更に専門課程に進学すると2〜3年。 専門医となるには計12~13年の勉強が必要!
卒業率は98.5%(脱落理由としては奨学金ストップや事故、やはり歯科は自分には向いていないと思う学生)
学生数は1学年350人✖️4学年
・主に学生の1/3が親族が歯科医師、 当時は女性歯科医師は2割程度だったが現在では55%以上を占める。理由として「資格があり、かつ職場復帰(産休)が容易、自身の生活ペースで仕事が出来る(週1〜5日)」ということから女性から人気が出て来たとのこと。(日本でも30代以下の女性歯科医師数は増加中)
・80%が一般診療、専門課程には20%進む。 ただ年収に関しては4倍〜の開きがあるとのこと。専門を収入別で見ると1位 矯正歯科医 2位 小児歯科医 とのこと。
主な理由としてNYCでは殆どの子供が矯正治療を受けるからとのこと。
専門課程は2〜3年の履修、歯内療法は85000ドル/年間で2年間、補綴・歯周は65000ドル/年間で3年間!!
・NYUでは年に2日完全に病院を閉め歯科におけるテレビ・街頭などで啓蒙活動+無料相談を行っている。
・様々な人種、多様性があるのでその為に病院での「ルール」は厳しくされている。
・NYUでの上下大臼歯の根管治療の治療費は約700ドル、先生のofficeでは2000ドル。
・日本の歯学部との違い:教授はfacultyと歯学部に分かれており複数名いる。Endoは約14名程度
・ペーパー試験もあるが常に議論、議論。日本人のように「知らないことは恥」とは思わず、「知らないから大学に来ているんだよ」と思っている。そして紙の教科書は存在しない。講義などは全て電子データでやり取りされている。試験もほぼPCによるもの。
なので入学してから2週間はまずはパソコンの使い方を徹底的に教えるとのこと。
・経営の勉強もある
・教育:論理的思考:ロジックを育てる。これは本当に重要だと感じました。
・他院で穿孔があった場合の伝え方:直接的に説明する。何故ならそれを伝えないでひどい状態になったら説明しなかった方が訴訟となる。
などなど、、、また続きは後日に!
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