皆様こんばんは! 湘南鎌倉歯科・矯正歯科の千原です!!
先日は嬉しい再会がありました🎶 以前私が桜ヶ丘に勤務していた頃に矯正治療を終えた患者様がわざわざ挨拶に訪問してくださいました!!
↑患者様から許可を頂いて掲載しております。
前担当医から矯正治療を引き継ぎ、その後患者様の事情により大阪に引っ越しをされた後も月に一度此方まで来て矯正治療を継続し、終了まで至りました。
偶々熱海に所用があったとのことで私の事をネットで検索し鎌倉まで来たとのことでした!
矯正治療に限らず安定した状態になった患者様とこうやってお会い出来た事は歯科医療従事者として「仕事をしていて良かった!」 と思える瞬間ですね🎶
モチベーションが再燃しますね!!
そして、、、連休は白数先生によるゴムメタルを用いた矯正治療!
今まで数々の矯正の研修会に参加しましたが、やはり白数先生の考え方が自分にはしっくり来ますね!
↑右が白数先生、中央が茂木先生
通常の矯正治療となると分析方法・矯正治療の手法にもよりますが、「小臼歯(前から4番目の歯)を抜歯してスペースを確保」→並べて奥歯の噛み合わせ、前歯の凸凹をとって完成。 となります。 これは日本の矯正治療に対する教育がEdward H.Angleが100年前に提唱した「不正咬合の分類」そしてEdgewise矯正をず〜〜〜〜〜〜っと変わらない事をしているからなのでしょうね。
自分なりの見解ですが、「矯正治療と顎関節症は関係ない」「補綴治療(被せ物、入れ歯など)と顎関節症は関係ない」と 米国歯科医学会からの見解が尾を引きずっているように思えます。
「今更言えない、、、」なんてことは過去にアマルガム合金でもありました。
非抜歯矯正を勧めているわけでは決してありません。
時には抜歯が必要と思われる場合(親知らず含め)もあります。 ただ時代の変化と共に材料の改善がある現代、 未だに「スペースの確保=抜歯」と安易(言い過ぎかもしれませんが) に診断する矯正専門医を少なくはないかと思う時があります。
非抜歯矯正のデメリットをばかりを挙げ自身の知識・技量を磨く事なく「自分は正しい判断をしている」と思われている先生もいらっしゃる事でしょう。 また「一般開業医が矯正に手を出すんじゃない」と警鐘をしている事もありますね。
http://www.jpao.jp/10orthodontic-dentistry/1020thinking/
↑は「拡大床に関する矯正学会の見解」 新聞の記事にもなりました。
私としてはこれは日本における歯科治療に関し、大学教育、国家試験、専門医制度の弊害とも思います。
経営の観点からすると「矯正専門医」として看板を掲げているのだから、「一般診療所」に自分達の患者を奪われたくないと思うからこう提唱するのかと私は思います。
少し前にあった加計学園での獣医師会の対応問題と似ていますね。 既得損益。 ただマスメディアがどこまで伝えるかと言うと加戸さんの国会審議は殆ど伝える事なく終始しましたね。
https://www.j-cast.com/2017/07/11302992.html?p=all
↑加戸前愛媛県知事が国会審議にて話した内容
小臼歯を抜歯をし、矯正治療をした事により「直ちに影響はない。。」 と関連性を追う事は出来ませんが、(対象者を絞ったコホート研究が出来ない観点から)
「直ちに影響はない」と言えても筋肉・顎関節の反応が約2年程遅れて出てくる場合もあります。
私自身は臨床の場で何度も目にします。 患者様とは矯正治療を終えた後の付き合いの方がよっぽど長くなるのですから。
う〜ん、何か記事を書いている内に何が言いたいのか分からなくなってしまいましたね。
ただ患者様に有益な情報となればと思い書かせて頂きました。
千原
留言