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  • 執筆者の写真Chihara

閉塞性睡眠時無呼吸症(OSA: Obstructive Sleep Apnea)

皆様こんばんは! 湘南鎌倉歯科・矯正歯科の千原です!! いつも私自身の報告となってしまい色がなく申し訳御座いません。今回の内容はOSA,そして千原の研修医時代についても少し触れながら時代の移り変わりについても記載したいと思います!


先日は宮下先生と一緒に所属する勉強会の研修会に参加してきました! 


WDSC

内容は「睡眠障害と歯科医療との関わり」でした! 講師の先生は日大の鈴木先生です🎶


OSA,SAS,O.A

睡眠障害,睡眠時無呼吸症,,,, 

少しばかり昔話を! 


この病名との出会いは私が大学卒業後 ( 2009年)に神奈川歯科大学横浜研修センター(横セ)にて1年間義務研修を受けさせてもった時ですね!横セは2005年に開設し私は研修医として「4回生」でした。 研修医の受け入れ人数が少なく(MAX24人,全国)当時は「ここで学ぶことがキャリア?? エリートが集まる集団だ!!  ここなら自分は最高の成長と勉強ができる!! ??」と卒業後のマッチングシステムでは第一希望で出しました! 


研修開始初日に鈴○先生からのお話を聞いた瞬間に「ビビビッ!」ときた情熱は今でも忘れません。(鈴○先生と出会えたおかげで「本を読むこと」「身だしなみ」の大切さを学ばさせて頂きました。 今の千原人生哲学を築き続けて居られるのは鈴○先生のおかけです。


 出会った当時の研修医は「ツワモノばかり」でしたね! 我武者羅に勉強・特訓しました!


さて,研修医になった初期の思い出はこの辺りにして,,,


 当時横セでは歯科口腔外科の横○先生が睡眠時無呼吸症候群(通称SAS((Sleep Apnea Syndrome)):当時の病名)の患者様に対しての口腔内装置(Oral Appliance ; O.A)を作製・調整しておりました。 初めは「SAS? O.A?,,AHI?? ,,レム睡眠?? ノンレム睡眠??無呼吸????」 と今まで教わらなかった言葉ばかりで「一体先生は何をしているのだろう?」と疑問に思い理解するのに必死に学びました。


The first time of C-PAP (D.D.S Miyashita)

ただこの学びは今も重要だったと認識しております。


当時研修医は1年間の予定が全て決まっており「○月○日は外来歯科診療」「○月○日は頭痛外来見学」など,一般歯科,口腔外科,矯正歯科,小児歯科,障害者歯科,口腔病理,インプラントを始めとした歯科部門に加えて,耳鼻咽喉科,眼科,内科,頭痛専門外来,睡眠,皮膚科を見学・勉強させて頂きました。


当時はその医科歯科連携の研修内容に憧れて希望し,「凄い研修施設,システム」だなぁとよく思ったものです。勿論今でもです!


当時医科で研修を受けた内容は今でも自分の中での軸として残っております。 本当に感謝ですね! 


その後に日本で電車事故などがあり睡眠時無呼吸症候群という病名が話題になり,NHKスペシャル「病の起源」でもとり挙げらました。  現代病?なのかもしれません。


ざっくりと睡眠時無呼吸症についてまとめると

 【症状】

・いびきが凄い

・日中に突如眠気が襲ってくる,,, 書いていたら大変そうなので以下に帝人さんが行なっているセルフチェックを載せます。


現在日本ではOSAに関しての診断は主に耳鼻咽喉科が行い(簡易検査,一般検査)「病名」がつくことにより初めて「治療」が行えます。  現在日本の医療保険制度では原因に対するアプローチも勿論出来ますが,睡眠時無呼吸症に関しては対処療法が主となります。

(あくまで千原主観的評価です。 もし「違う!」と思う方がいらっしゃいましたら御意見頂き相談出来ればと思います)



治療としては主にC-PAPが大部分を閉めており日本では個人で直接医療器具を購入することはできないので全て「レンタル」となります。(中には個人輸入で海外から購入する方もいらっしゃいます)



ここで一つ思うこと。。。 

「一生使い続けれなければいけないのか?」


はい。 その通りです!!(だそうです。。。私個人は原因療法に目を向けます。)  高血圧,糖尿病などの生活習慣病と位置付けられているものでさえ生活習慣改善を行わず「一生薬を飲み続ける」人も少なくありません。 (私の祖父は担当医師から「薬の優等生」と言われていたそうです。 本人が満足していればそれが一番だと思う考えもあります。)


「受け入れるか?」「受け入れないか?」は個人の自由だと私は思います。


ただ私が心配するのはこの国の未来を背負うであろう子供達です! 「ちょっと気になる子」と話題になり, ADHD,ASDと,,,,病名はつくばかり,,,,そして,,,

私個人は

成人で大きく話題になることが多々ありますが,私個人として乳幼児突然死症候群,アデノイド,鼻咽腔閉鎖不全症,慢性鼻炎,アレルギー,中耳炎,口呼吸,舌小帯短縮,と 「成長発育期」での障害がすご〜〜く気にかかります。


近年では「悪くなってから」「症状が出たらから」受診する医療機関ですが是非大切にする自分の家族のために「予防」「改善」を少しばかりか意識してほしいと思った所存です!


長文駄文失礼致しました!! おやすみなさい!!






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